その優しさは誰のため?
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ひとえに"優しさ"と言っても、その表現の仕方には様々なものがあります。
一般的に"優しさ"と言えば、相手に対して思いやりの気持ちを与えるものだと思われますが、中には、この優しさを"自分のため"に使う人もいるものです。
自分のための優しさ
相手に対して無償の思いやりの気持ちを持って接することが、本来の優しさのあるべき形だと思いますが、優しさを逆手にとり、自分の好感度を上げるという形で、優しさを振りまく人もいます。
僕の友人に、ホストクラブで働いていてた経験がある人がいるんですが、この人がまさしくそれ。いや、ホスト経験者の方を否定しているってことではないのですが、その友人に限っては・・(^_^;)
さすが、ホスト経験者ってだけあって、いろいろと細かい気配りが出来る奴なんですよ。そこんとこは、僕も見習わないとな〜と思います。
しかし、その行動の裏には、本当の優しさなんてものはなく、結局のところ
- 目張り気配りできてる俺、すごいでしょ?
という自分自身を持ち上げるための優しさでしかないのがありありとにじみ出ているんですよ。要は、遠回しな自慢のようなものです。
心配りも忘れずに
こういったタイプの人は、やはり「承認欲求」が強い傾向にあると思います。
- 相手の事をしっかり見て行動に移せている自分
- 優しい自分
に酔っているだけなんですよね。そして無論、その行動に対して、相手から「◯◯くんって優しいんだね」なんてことでも言われた日には、その言葉を待っていたと言わんばかりに、完全にのぼせ上がります。
こんなのは本当の優しさとは言えません。本当の優しさとは、気持ちが付いてくるものです。そして、見返りを求めない、無償の思いであるはずです。
目張り、気配りも大事なことですが、一番肝心な心配りを忘れないようにしましょう。
優しさはお互いのもの
そのような自分のための優しさというものは、分かる人には簡単に見抜かれてしまいます。そうなると、その人のことは、その程度の人としか見れなくなり、そのような優しさをいくら振りまかれようが、心には入ってきません。むしろ、そんな偽りの優しさを煙たがる人もいます。
やはり、自分アピールばかりして生きていては、相手を思いやる気持ちからは、どんどん離れていってしまうばかりです。優しさは、自分のためではなく、相手に与えるものです。その思いが相手に伝わり、自分に返ってきて、お互いを温かい気持ちにさせ、最終的にはお互いのものとなるです。
優しさの使い方を間違えないように、真っ直ぐ生きていきたいですね。