陰口と陽口
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突然ですが、みなさんは『陰口(かげぐち)』の対義語をご存知でしょうか?
『陰口』の対義語は『陽口(ひなたぐち)』と言うらしいです。らしいですという言い方をしたのは、僕自身も知ったのがここ最近だからです。素晴らしい意味を持つ言葉なのに、今まで一度も聞いたことすらないのは、なんだか悲しい気もします。
陰口と陽口
もちろん陽口の意味は、陰口の反対です。話の対象となる人がいないところで、その人の良い一面についての話題があがることです。陽口を言われた側は、もちろんのこと、言う側の空気も明るくなり、清々しい会話の一時になるものですね。
僕は陰口のすべてが悪だとは思いませんが(それについてはまた別記事で)、出来ることなら、陰口をたたかず、陽口ばかりの会話の世の中であるのが望ましいですね。
なぜ"陽"より"陰"が一般的なのか
僕はネットで初めて、陽口という言葉を知りました。
とても素晴らしい言葉に出会えたと思うと同時に、ある違和感を覚えました。
陰口と陽口・・・『陽』の方が、明るく暖かく、顔を出していそうなイメージなのに、なぜ『陰口』の方がみんなに多く知られているのか。
"一般的だから"とか"教わらないから"とか、そういった意味での問いではありません。
なぜ、こんなにも良い意味を持つ言葉なのに、人々に知られていないのか・・と、思い、深く調べてみたらなんとこれ、ネットから生まれ、広まった造語なんだそうです。
なるほど・・どおりで聞いたことない言葉だと思った(^_^;)
素晴らしい意味を持つ言葉なので、今後も使わせていただきます。
陰口だけではなく陽口も
悲しいことですが、人は対象となる人のいないところで、陽口より、陰口を言う機会の方が圧倒的に多い傾向にあります。もちろん陽口も耳にしますが、社会に出ると、特に陰口が耳に付きます。
先程も言いましたが、陰口のすべてが悪いわけではないと思います。時には陰口も必要です。しかし、人の悪い面ばかり掘り下げていては、自分の内面も汚れていってしまいます。綺麗事を言う気なんてさらさらないし、僕自身も、人の陰口を言う時だってあります。もちろん、自分も言われていることでしょう。
でも、自分の気持ちに余裕があるときは、嫌いな人、苦手な人の良いところを洗い出してみてはどうでしょうか。多少なりとも、その人の見方が変わり、上手く付き合っていくためのヒントを見つけられるかもしれません。
そういう広い心を持って生きていけるようになりたいです。