共感と同感の境界線

自分の人生観。押し付けたりはしませぬ。

ハッキリ言わないと分からない人には言葉のニュアンスよりチョイスに気をつけるのがポイント

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空気が読めないとは、少し違ったタイプの性質。また、物分りが悪いとも違った、少し厄介な性質。

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ハッキリ言わないと分からない人は、その言葉どおり、ハッキリ言ってあげないと人の感情を理解してくれないので、傷つけない程度にハッキリと自分の意志を伝えてあげなければなりません。難しいんですけどね・・。

 

相手の感情をうまく読み取れない人に多い

喜怒哀楽・・どんなに仲の良い友人に対しても、表面的な感情は理解できても、内面的な感情を理解できない人は、相手の心意が読み取れないので、自分の思うままに行動してしまいガチです。

  • 笑顔が絶えないから今の時間を有意義に思っているんだな
  • いつも自分の話を楽しそうに聞いてくれてるからこの手の話が好きなんだな
  • バカなことばかりやってるから楽観的な人なんだな

・・・その笑顔が全てじゃないんですよ。笑いたくないときだって笑顔でいないと、相手にまで嫌な思いをさせてしまうことがあるし、面白おかしく話してきた内容に対して、素っ気ない反応をしたら失礼かと思って興味のあるフリをするときだってあります。(これも一概に正しいことだとは言えませんが。)

その笑顔の裏の心意に気づいてあげられるのが、本当の優しさというものですね。

そういった内面的な感情を読み取れない人は、どうしても見えているものでしか感情を動かせないので、遠回しな言い方をされても、相手の考えを理解して行動に移すことが出来ません。

 

遠回しに言う意味

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誰だって仲の良い友人や知人を傷つけたくはありません。だからこそ、遠回しに間違っているところや直して欲しい面をやわらかく指摘します。(これも一概に正しいとは言えないですが。)


指摘された側も、やわらかい言い方をしてくれてる優しさを読み取り、理解します。

でも、ハッキリ言われないと分からない人は、その優しさにすら気付きません。むしろ遠回しな意見に対して、ただただ『?』マークが頭の周りを浮遊するだけです。


最近あった実例を挙げますと、僕の仕事終わりを見計らって、かなりの確率で何の連絡もよこさないで、僕に会いに来る友人がいます。彼は僕のことを気に入ってるようで、僕と会って話すのが何よりの楽しみなんだと思います。

でもこっちもやることは山程あるし、彼のことを嫌いになった訳ではないですが、さすがに嫌気がさしてしまいました。さらに、ちょうど忙しい時期だったので、

「俺、今月は忙しいんだよね〜。だからまぁ、また来月時間があったら連絡するよ。」

と、頻繁に会いに来られても迷惑だということを、笑顔で遠回しにやわらかく彼に伝えました。


その翌日の仕事終わり、彼が僕を待ち受けていたのは言うまでもない。

 

ハッキリ言いすぎて傷つけないように

やはりハッキリ言わないと分からない人には、明確に自分の意志を伝えるのが望ましいかと思います。遠回しなやわらかさ(気遣い・思いやり)はあまり理解してくれないので効果が期待できません。

しかしその反面、ハッキリ言い過ぎると、言葉の表面的な部分しか読み取ることが出来ず、そのままの意味でストレートに受け止めてしまうので、あまりキツイ言い方は避けた方がよろしいかと。言い方のニュアンスより、言葉のチョイスに気をつけるのがポイントですね。

このさじ加減が非常に難しい。まぁ良く言えば"素直"ってことですね。素直なことは、それはそれで素晴らしいですが・・。