共感と同感の境界線

自分の人生観。押し付けたりはしませぬ。

頑固な人と芯が強い人の決定的な差

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"頑固"と"芯が強い"は、似ているようで全く違う。

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一般的に、"頑固"は否定的な意味合いで使われ、"芯が強い"は、肯定的な意味合いで使わていますよね。自分は意思が強い、芯が強いことに誇りを持ってる人もいるかと思いますが、それはただ頑固なだけなのかも知れませんよ。

 

ブレないという共通点

頑固な人も芯が強い人も、なかなか他人の意見に左右されることはありません。両者共に、自分をしっかり持っているので、そういった点がなにより素晴らしいことだと思います。

自分を持つということは、しっかりと地に足をつけて歩んでいくためには、とても重要なことです。自分を持たずに、他人の意見に流されて生きていては、有意義な人生とは程遠くなるばかりです。

 

柔軟性の大きな違い

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とは言っても、人は自分の考えひとつでは、どうしても上手く生きていくことは出来ません。時には、人の意見に耳を傾ける姿勢も重要です。


これが出来ないのが"頑固な人"です。自分の考えが正しいと決めつけてしまっていて、他人の意見なんて心はおろか頭にも響きません。頑固な人を別の言い方をすると"頭が固い"と言いますが、この言葉どおり、考え方に柔軟性が持てないのです。

いくら失敗しようが、いくら叱られようが、自分の考えを曲げません。なので、いつまで経っても、成長するチャンスを逃し続けてしまいます。

成功しないのには何かしらの理由があります。失敗から学べないのは勿体無いです。そもそも、失敗ばかりしていて自分の生き様に満足していない、そんな今の自分の物事の考え方や捉え方、価値観なんかが正しいわけがないです。

もはやそれはひとつの"答え"です。答えが見えているのに、間違った回答をし続ける意味はあるのでしょうか。

 

ブレないという共通点の"違い"

対して芯が強い人は、そういった柔軟性を持ちつつ、自分の選んだ道を進んでいくのだと思います。頑固な人は頭がブレない、芯が強い人は、心がブレないといったところでしょうか。こう考えると、先ほど挙げた"ブレない"という共通点も、表面的な言葉そのものの意味での共通点でしかないのが分かりますね。

頭がブレないとは、柔軟性が持てないということ。対して心がブレるというのは、意志が弱く、なにかと誘惑に負けてしまうことだと思います。

こう考えていくと、頑固な人は、ただ頭が固く、自分が好きなように生きているだけの人というような捉えかたが出来てしまうような気がします。

芯が強い人は、心がブレない。これは、誘惑に負けたり、途中でへこたれて立ち止まったりしないということ。対して頭がブレるというのは、考え方がおぼつかない反面、柔軟性があるということだと思います。

心を強く持てれば、考え方に至らない点があっても、その都度学び、成長していくものなのですね。

 

遠ざかるものにこそ価値がある

失敗を繰り返すと、望んでいるものがどんどん遠ざかるように感じてしまいます。しかし、それこそに価値があるのだと思います。"努力も才能のひとつ"という言葉があります。この言葉には対しては、さまざまな意見がありますが、その言葉の意味を少しでも理解しているのであれば、惜しむことなく努力し続けるのが望ましいと思います。


報われない努力もあるかもしれませんが、それで得るものがあることは確かです。芯が強ければ、いつか成功する日がくる・・・根拠はありませんが、そう信じて前に進みましょう。