共感と同感の境界線

自分の人生観。押し付けたりはしませぬ。

憧れは憧れのまま

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プロの歌手やプロのスポーツ選手に憧れを抱いている人はたくさんいらっしゃると思います。

自分も好きな歌手がいて、❝あの人のように歌が上手くなりたい!❞と思い、カラオケで必死に歌の練習に明け暮れてた時があります。

まぁ一向に上達はしなかったですけどね(^_^;)


悔しい・・ほんと悔しい。来世に期待だな・・なんて本気で落ち込んだりもしました。



プロの歌手やスポーツ選手じゃなくて、割りと身近な人に憧れを抱くこともあります。


話の規模は小さくなりますが、昔仲間内でゲームセンターの格闘ゲームが流行っていました。

その中の1人がうまいことうまいこと。仲間内でそいつに勝てる奴は誰一人としていませんでした。


悔しい・・やはり悔しい・・・一度でいいからそいつに勝ちたい。


その思いで必死に格闘ゲームの練習に熱を注ぎ続けました。


そしてある日、まぐれかもしれませんが、そいつに勝ったのです。


その時の感動は計り知れなかったです。周りの友人からも褒め称えられ、その日はしばらく興奮状態でした。


しかし・・それを機に、僕自身のそのゲームに対する熱は徐々に冷めていきました。


なんだ・・頑張れば勝てるんじゃん・・・


格闘ゲームが強い友人に一度でもいいから勝ちたいという憧れていた目標を達成してしまい、目標やその友人に対する憧れが薄れていき、冷めてしまったのです。



ここでふと思うのですが、ありえない話ですが、もし、大ファンで憧れの歌手よりも歌唱力やテクニック、全てにおいて歌が上手くなってしまったとしたら・・・もしかしたら憧れではなくなり、ファンでもなくなってしまうかもしれないな・・・と。


そんなの悲しい(^_^;)


憧れは憧れのまま、手が届かないくらいがちょうどいいのかもしれませんね。