ノリが悪いのは正義か悪か
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ノリが良い人と悪い人っていますよね。
1・無茶振りをされてそれに応える人、恥ずかしくてなんとかその場をやり過ごす人。
後者は大勢の人がいる場合、その場の雰囲気を壊してしまう場合がある。
2・遊園地で絶叫マシーンが苦手だから頑なに拒否する人。
これも同じくその場の雰囲気を壊す可能性が。
3・上司や先輩から差し入れがあった場合、それが苦手な食べ物だからと言って受け取らない。
これでは上司や先輩が機嫌をそこねてしまう場合がある。
4・目上の人が自販機で飲み物を買おうとする際、「何かいる?買ってあげるよ」と言われても、『いえ、悪いんでいいです』と遠慮する人。
これも同じく拒否された相手が機嫌をそこねてしまう恐れがある。
これらは全て悪なのでしょうか?
1番目の例を考えると、無茶振りをされて、笑いを取る自信がないけど、無理矢理応えてみて、逆に白けさせたり、それがきっかけで自分が嫌な思いをする可能性がある。
2番目は無理して周りの空気に合わせて苦手な絶叫マシーンに乗って気分を害してしまう危険がある。
3番目も無理に気を遣って嫌いなものを我慢して食べて、気分を害する危険がある。
4番目は奢ってもらったという重みがのし掛かる気もする。
だからノリが悪い、空気が読めない等と思われようとも、頑なに拒否するのだろう。
こう考えると、全て自分がダメージを喰らわないように、保守的な考えが働いての行動なんだなと思えます。
嫌なものは嫌とはっきり自分の意志を表せるのは素晴らしいことだと思います。
しかしこれは正義か?
周りの空気や相手の親切を振り切ってまで自分の信念を貫くのは正しいことなのか。
しかし一概に正しくはないと否定も出来ない。
むしろ僕は周りや相手に気遣い過ぎて、気が進まなくてもその場の空気に合わせて盛り上げようとしてしまいがちで、時には物凄い精神力を消耗してしまうので、自分の意志を貫ける人が羨ましくさえ思う時もあります。
かと言って好き勝手にぷかぷかと水面に浮かんで自分の意志を貫き通してばかりいたら社会で生きていけないですしね。
人間関係って難しいですね。