共感と同感の境界線

自分の人生観。押し付けたりはしませぬ。

「お大事に」じゃなくて「移さないでよね」ってなんなの

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インフルエンザが流行ってますね。

実際職場でもポツポツとインフルエンザにかかり休む方もでてきており、休憩中はインフルエンザの話でもちきりです。


毎年予防接種してるのにかかる人、高熱が出てもそこまで苦しくないって強者、最高42度熱が出たことがある、インフルエンザだと思わなくて普通に過ごしていてふと病院に行ったらインフルエンザだったり、治癒証明書がどうのとか、

実に様々なインフルエンザエピソードが飛び交っている。


僕ももちろん何度かインフルエンザにかかったことがあり、その辛さは知っている。だからそういった話が面白いと言ったら不謹慎かもしれないが、みんな笑いながら過去のインフルエンザエピソードを語っており、とても面白く、この時は実に有意義な時間だと思う。


さて、話は少し変わりますが、そんなインフルエンザエピソードを聞いていて、ふと、以前風邪を引いた時に職場のパートのおばさんに言われた言葉を思い出した。


その日は風邪を引き、少しばかり熱が出ていたが、仕事を休むのも気が引けたので、マスクをして出勤した。

なかなか辛かったが、頑張れないこともなかったので、頬を叩き、気を引き締めて仕事に挑んだ。


出社し、しばらく時間が経過し、具合が悪いながらも、自分なりに気持ちよく仕事をしていたら、あるパートのおばさんが僕に話しかけてきた。


おばさん「あら、マスクなんかしてどうしたの?風邪でも引いたの?」


俺「ええまぁ…」


そして、次の言葉に一瞬我を忘れそうになった。




おばさん「移さないでよね」





よく冗談混じりでこういった会話をするが、このババ…あ、いや、おばさんは真剣に眉間にシワを寄せて言い放ちやがった。


確かに、他の人に移してしまうかもしれないから、ここは大事をとって仕事を休むのが正解なのかもしれない。


しかし、体調が悪くて辛い思いをしてる人に対して放つ言葉としては、あまりにも残酷なセリフだと思う。


こういった人はなにより自分が大事なのでしょうね。他人の体調なんて知ったこっちゃない。ただただ移されないように徹するだけ。


こういったところで、人間性が計れるなと思った日でした。




別の日に、他のおばさんが、その日体調が悪かった子のいないところで、



「わたしあの子と会話しちゃったわ…風邪移されてないか不安だわ…」


なんて言ってたのも耳にしたこともある。



クズが………は!つい本音が(〃▽〃)