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共感と同感の境界線

自分の人生観。押し付けたりはしませぬ。

秘密主義者の心は厚い氷に閉ざされている

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出会って間もない人や、職場で少し話すぐらいの浅い関係だと、お互いそこまで心を開けないので、相手の本心が見えないですよね。

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でも、それはある種の礼儀みたいなものなので、何の問題もないし、むしろ人間関係のあるべき形だと思います。極自然なことですね。親しくしているうちに、だんだんと距離も縮まり、互いに心を開いていくものです。


でも、長年付き合いがあり、こちらがいくら心を開こうとも、何が何でも自分の本心をひたすら隠す秘密主義者もいますよね。

それは、自分の存在を否定していることになるとも知らずに・・

 

本当の自分を知られるのが怖い

言ってしまえば、秘密主義な人って人一倍自分の考え方や発言、生き様に自信がないんですよね。必要以上に他人と自分を見比べてしまい、常に劣等感を感じています。そんな自分を人に知られるのは恥ずかしい・・本心を知られたら今後格好が付かない・・・そんな思いから、いつでも現実味のある自分の理想像を自分の中に創りあげ、それを自分自身だと偽り、生きています。

どんなに仲の良い友人らとの間でも、この理想の自分を表面にまとい、接しています。

なぜ、そのような生き方をしてしまうのか・・・おそらく、幼いころの体験がそうさせてしまっているのではないかと思います。

 

秘密主義ほど嘘で悲しいものはない

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理想の自分をまとい、人と接しているので、至るところで偽りの自分をみせてきます。とにかく自分が格好悪いと思う面や、自信がない面は、強がったりして完全に嘘で固めてきます。こういった人は、こっちがいくら心を開こうが、腹を割って話してくれることはまずないです。


僕の中では、単純に『秘密主義者=救いようのない嘘つき』という捉え方をしています。

僕の仲の良い友人に秘密主義の度合いが尋常じゃない人がいました。

ボロが出て、明らかに嘘を付いているのが分かって、それをいくらどう問いただそうが、そいつは一切認めません。

そっとしておいてやればいいじゃん・・と思うかも知れませんが、秘密主義の度合いが酷いと、他人を巻き込んでまで嘘で固めてくるのです。人を踏み台にする感じです。

そいつが僕のことを影で悪く言っているという情報が耳に入り、そいつと距離をおいて話さないようにしました。ただの陰口だったらいいんですが、明らかに僕を蹴落として自分を高める為の陰口(嘘)だったんで・・。で、そいつが僕の異変に気付き、「俺、何かした?一度話し合おう。今度一回2人で飲もう」と、言われました。でも僕は昔からそいつが秘密主義なのを知っていたので、『・・いや、いいや。どうせ本音で語ってくんないんでしょ?上手く見繕おうとしてるだけっしょ?』と断ったら彼は「いや、俺が悪い点があるはずだし、思いあたる節もあるからちゃんと謝りたい。」と、必死に飲みに誘われました。長年仲の良かった友人を失うのが怖かったんでしょうね。彼にとって僕は必要な存在だったと思います。で、結局2人で飲みに行きました。

しかし、そのとき、僕のことを散々悪く言っていたという証拠をそいつに突き付けても、"言ってない"の一点張り、言い訳のオンパレード。挙句の果てには"憶えてない"って、政治家かよ。

そのときついでに、こういう場所では腹を割って話さないと意味が無いし相手に失礼、格好つけて嘘をつくほうがよっぽど格好悪い・・と、秘密主義なのはよくないということをやんわりと伝えました。

が、その後も彼は何の進歩もせず、ただただ嘘で自分を高めることに徹していたので、今度は僕の方から呼び出して縁を切りました。およそ10年の友人関係でした。最初は、「ま、待ってくれよ・・縁を切るだなんて・・!」って感じでしたが、少ししたら強がって「うん・・切ろう。もう切ろう」と逆ギレする始末。最後の最後でも偽るなんて悲しいやつです。それはなんとも言えない表情でした。今思い出してもこっちが情けなくなります。


ちなみにそいつが付いていた嘘の中で一番面白いのが、彼女一度もいた事ないのに、何人かの女性と付き合ったことがあるというエピソードを創りあげ、周りの人に語っていて、その話の最後に、「あ、これあいつには内緒な。話したことないからさ」と、僕の耳に入らないように口止めしていたらしいですwそりゃ僕には嘘ってわかるし、まわりまわってみんなにでっち上げエピソードってことがバレたら困るもんねwでも、一番仲の良い友人にそんな話したことない上に内緒だなんて、周りも不信がって僕に確認するのは当たり前ですよね。

で、僕が『なに、彼女いたことにしたいの?』と、そのことを本人に問いただしたら、「いや、実は今まで言ってなかったんだけどさ、数年前にいたのよ」と、真面目なトーンで話してくるもんだからビックリ。『え・・?その時期毎日のように俺と遊んでたし、彼女いる素振りなんてなかったやん』と、言ったら、なんでも遠距離恋愛だったらしいですwってもうええわw

僕に対しても、彼女がいたということにしたかったんでしょうね。この様に、秘密主義者は理想の自分像を創りあげ、その理想の中で生きようとします。これは本当に怖いことです。

 

自分自身を否定していることには気付かない

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本心を心の奥底に隠し、嘘で固めて生きる・・そこには本当の自分は存在しない。それは自分自身が創りあげた理想の自分に、本当の自分が殺されているということ。それがどんなに怖ろしく、悲しいことか・・。


しかし、本人はそんな生き方に満足しているのでしょう。メッキは剥がれ、いずれ周りの人に嘘が見破られるというのに・・。見破れない人もいますが、そういう人は、その人に興味がないだけなんですよね・・。

それに、秘密主義の人って、自分では完璧に本心を隠してると思っているかも知れませんが、わかる人には完全に何を考えてるかまで見抜かれてます。本人が認めるか認めないかの違い。ただそれだけのこと。まぁそういう至らない点があるからこその秘密主義者って感じですね。

 

秘密主義者は心を開くときがくるのだろうか

秘密主義者の心は厚い氷に閉ざされている。この分厚い氷が溶けない限り、自分自身が自分を否定し続けてしまいます。嘘で固めた人生なんて、なんの価値もないです。そんな偽りの自分に好意を持たれても、悲しいだけです。

では、どうすれば秘密主義者の心の氷は溶けるのか?

これは、実は僕自信も昔は秘密主義者だったので、大きく胸を張って言えることですが・・。なんでもそうですが、"出会い"で人は変われます。

自分のことを理解して、見てくれる人と出会い、愛されているという自信がつけば、心の氷が溶け、秘密主義な一面もなくなっていきます。

くさいことを言いますが、"愛"の力は絶大です。今回の秘密主義や、承認欲求が強かったり、いろいろとひん曲がった性格も、"愛"があれば、徐々に正しい方に傾いていきます。

ただこれに出会えるかどうかは運次第ですかね・・。ただの恋愛じゃ得られませんからねぇ・・。ってな感じです。