冬の温かさが邪魔をする
スポンサーリンク
日に日に寒さが増して行く・・
風が冷たい。
冬の寒さは心を温めてくれる
冬本番はまだ先。これからどんどん寒さが増して行く。
冬の凍てつく寒さは苦手だ。出来れば避けて通りたい。
しかし、そんな寒さも時には心を温めてくれる。
寒さが増して行くと、ノスタルジックな気分に浸ってしまう時が多々ある。
冬の冷たさが、心の中の温かい思い出を蘇らせてくれるのだ。
不思議と、嫌な思い出は浮かんでこない。ほろ苦い思い出は浮かんでくるが・・。
浮かんでくるのは、なぜだか楽しい思い出ばかり。
ふと・・そんな思い出に溺れてしまいそうになる。
冬の思い出は温かすぎる・・・まるで今の自分を否定しているかのように、“あの時”に帰りたいと強く思わせられる。
今の自分が、過去の思い出に負けてしまいそうになる・・。
過去に戻れるはずがない。ましてや、過去に生きたって決して前には進めない。過去に取り残されるほど惨めな事はない。
だからこそ、今を精一杯生きなくてはならない。ゆっくり、少しずつでも前に向かって。
・・わかってはいる・・でも・・冬の温かさが邪魔をする。
思い出に殺されそうになる時もある。いっそ思い出に溺れてみたくもなる日だってある。
温かい思い出は、まるで今の自分の現状を問いただしているかのようだ。
幸せかどうかと・・・。